新理系の化学 (上) (駿台受験シリーズ)
石川 正明
駿台文庫 刊
発売日 2005-12
読まないと絶対損します 2007-09-16
● おそらくすんなり読めるひとと、嫌悪感すら抱く人に分かれると思う。化学は記憶が中心と思っているひとは、毛嫌いして、新化学の研究あたりへいくだろう。しかし、精密さを求めて考え込むタイプの受験生にはものすごくぴったりくるだろう。
● 「受験用として」、これほどのレベルの本が用意されていることが驚き。考え方の基礎はもちろん、化学という領域についての、ミクロとマクロの両面に、大きな俯瞰を可能とする基盤を与える。解法の基礎というかバックボーンの考え方を教える本なので、一読でもしておくと、そのあとの受験勉強がいちじるしくラクになる。
● 読み進むのが非常におもしろいし、化学のロジックがよくわかる。独自に工夫されたうみぼーずのような原子軌道や電子などの図は、とてもおもしろい。
● おそらく、教科書とこれ上下、それに加えて、重要問題集(数研)と理系化学の標準問題集(駿台)あたりで、ちょー難関大もOK。なお、有機化合物については、同じ著者によるより詳しいものもあるので、参照したらいいと思う。
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